妊産婦の“ゆとり感”を高めるパーソンセンタードケア:
東京都アーリーパートナーシップモデルの挑戦
近年の子育ては“孤育て”と称され、多くの母親は「困った」と声をあげたくても打ち明けられず、支援者側に「大丈夫」と認識され見逃されています。
我々は、2020年の東京都児童福祉審議会における「児童虐待の未然防止」の提言を受け、妊産婦の“ゆとり感”を高めるパーソンセンタードケアの実現を目指し、「アーリーパートナーシップモデル」を都内の4つの自治体と協働して開発しました。
妊娠初期から産後12か月まで、ファミリーサポートワーカーと呼ばれる支援者が、妊産婦のゆとりを高めるための生活支援を家庭訪問などによって集中的に実施しました。
その結果、妊産婦のゆとり感が顕著に高まり、産後うつも大幅に減少しました。
本講座では、このモデルのエビデンスや、実施プロセスなどについて詳しくお話します。
日程 |
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時間 | 14:30~16:00 |
会場 | 東京都医学総合研究所 講堂/オンライン(Zoom) |
対象者 | どなたでも |
定員 | 対面式(都医学研講堂):先着100名 オンライン(Zoomウェビナー):先着500名 |
費用 | 無料 |
申込方法 | 対面式:メール・往復はがき オンライン:Zoomの登録フォーム |
申込締切 | 対面式:2025年10月10日(金) Zoom:講座開催時刻まで |
資料・パンフレット | |
問い合わせ先 | 事務局 研究推進課 普及広報係 TEL:03-5316-3109(平日 9:00~17:00) E-mail:tomin@igakuken.or.jp |
関連URL | https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2025/tomin05.html |