梅丘地区で活動しているサロン「終活カフェ梅丘」の10月開催のご報告と11月開催のお知らせです。
ご興味のある方、参加ご希望の方は社会福祉協議会梅丘地区事務局(070-3946-9791)までご連絡ください。
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10月の終活カフェ梅丘は「きこえ」をテーマに世田谷区保健センターより講師を招いてお話をしていただきました。
近年、難聴は認知症の最も大きな危険因子であると言われています。
聞こえるとは耳から入った音を脳で聞き分けることで、この機能が衰えると聞こえが悪くなり、人との会話が苦手になることから社会的に孤立してしまうリスクが高くなるようです。高齢になれば誰もがこの機能の低下により普通の会話が聞きづらくなるとのことでした。
高齢者の難聴の特徴としては、自覚がないまま徐々にゆっくりと進行していき、電子音などの高い音から聞こえなくなってくるようです。また、小さい音は聞こえにくく、大きな音はうるさく感じるようになってきたなどの症状が現れたら中等度難聴の可能性があります。
少し大きめな声でゆっくりと単語で区切ってはっきりと話せば会話はできるそうですが、日常生活に支障が出てくるようであれば、補聴器の利用を検討するのも一つの方法です。
補聴器の利用は自分の聴力に合うように設定することと、それに慣れることが必要になります。そのためにも定期的に通える自宅近くの認定補聴器専門店で購入されるのがいいようです。補聴器と似た形で集音器がありますが、集音器は遠くの音を拾う音響器具なので、難聴の方の普段の会話などでは利用できないそうです。
補聴器の耐用年数は5年ほどですが、廉価品でも自分の聴力に合えば効果はあるとのことでした。また、補聴器は高価な医療器具なので、現在自治体(世田谷区)からの補助金が検討されているようです。
11月は行政書士の方を講師に迎え、「複雑な相続事例と最新法改正」のテーマで開催いたします。
◎日時:11月14日(火)10:00~11:30
◎会場:梅丘地区会館 会議室 (梅丘1-61-16 梅丘まちづくりセンター2階)
◎会費:300円資料・パンフレット |
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